鎌倉時代の名僧文覚上人が修行した滝
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酒匂川の支流、滝沢川から流れ落ちる洒水の滝は、「日本の滝百選」、またその水は「全国名水百選」に選ばれている名瀑です。
「洒水」=「しゃすい」の名は、密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すといいます。雄大なその姿は三段からなり、落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝で、古くから相模の国第一の滝とされ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されています。
(赤い橋から見えているのが、一の滝です。二の滝と三の滝は上流部にあります。)
この滝は鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだ地としても知られており、付近には文覚上人が安置したといわれる滝不動尊(不動明王「穴不動」)があります。
・かながわの景勝50選 1979年(昭和54年選定)
・名水百選 1985年(昭和60年選定)
・日本の滝百選 1990年(平成2年選定)
・かながわ未来遺産100 2001年(平成13年選定)
洒水の滝(しゃすいのたき)
住所:〒258-0114 神奈川県足柄上郡山北町平山
アクセス:山北町内循環バス「平山」下車約10分 JR御殿場線山北駅徒歩約35分 大井松田ICから約15分
MAP:https://goo.gl/maps/QJeBDeVgqdtZNQ9x8