自然の造形美に思わずため息。絵に描いたような南国の風景!
全ての許可を取り撮影を行なっております。
ターコイズブルーの天然プールに白砂のビーチ。
小笠原の観光パンフレットなどでもよく紹介されているのが、ここ南島の「扇池(おうぎいけ)」です。
その美しさは言わずもがなですが、ここは地質・生物学的にも貴重な事例が数多く見られるエリアです。
島全体は「ラピエ」と呼ばれる尖った石灰岩の侵食地形で覆われ、島内の砂丘には約1000年前に絶滅した「ヒロベソカタマイマイ」の半化石が数多く見られます。
※自然環境保護のため、上陸には父島からのガイド同行ツアーにご参加ください。(上陸は1日100名限定)
※例年、冬季(11月~1月末)は年末年始を除き入島禁止期間となります。
東京都小笠原村、小笠原諸島・父島の南西に浮かぶ、南北1.5km、東西400mの無人島が南島。
世界でも珍しい、沈水カルスト地形の島。 島内には海水の入江となったドリーネ(窪地)の扇池があり、海水浴やスノーケリングも可能です。
世界自然遺産の小笠原諸島を代表する景観、生態系の島です。 南島へは二見港から渡船などを利用しますが、南島は腕章を着用した東京都自然ガイドが同行しないと上陸不可(毎年植生回復のために入島禁止期間が設けられています)。
しかも1日あたりの最大利用者数は100人という制限があり、最大利用時間は2時間となっています。
南島利用ルール遵守事業者のステッカーが交付されている業者のザトウクジラホエールウォッチング、マッコウクジラフォエールウォッチング、ドルフィンスイム、チャーターボート、シーカヤックで上陸できます。
ただし、自然保護の観点から桟橋が設置されていないので、上陸の際は、船の舳先から岩の上へ降り立つことになります(ボートで鮫池に進入し、ボートの舳先から直接上陸し、険しい地形を歩く)。
しかも生態系の保全のため、靴やサンダルなど履物の裏を海水で洗ってから上陸します。
そのほか、扇池からシーカヤックで上陸、扇池から泳いで上陸という方法もあります。
・小笠原の自然を守る小笠原では、自然を守るためのさまざまなルールが定められています。
決められたルートから踏み出さないようにする、ガイドの指示に従うなど、ルールを守って自然に親しみましょう。
・外来種の侵入を防ぐ本来小笠原にいない生きものを持ち込んだり、他の島や山の中に拡げたりしないよう注意してください。
船に乗る前や、山の中に行くときには、靴底の泥や服・かばんに種や虫などが付いていないか、チェックしましょう。